当社も参画させていただいている『気仙沼の魚を学校給食に普及させる会』（代表：株式会社臼福本店　臼井壯太朗氏）の食育授業が11月28日（金）に仙台放送（フジテレビ系列）で報道され、２時間目の授業（食育ＷＥＢサイトでの調べ学習）を当社、渡邊幸市が担当致しました。

http://ox-tv.jp/supernews/smp/article.aspx?newsno=436

本プロジェクトは復興庁事業「新しい東北」先導モデル事業に選定されたプロジェクトです。地元で水揚げされた魚や遠洋まぐろ漁船が漁獲した魚を学校給食等に用い、地元加工業者と連携し子どもたちの身近な環境で生産された「生きた教材」を活用することで、次世代を担う子どもたちが地元水産業への関心を深め、地域の自然や文化・郷土を愛する心、食への感謝の心を育むことを目的としています。

報道していただいた内容は、先般、気仙沼市内の小学校、中学校合わせて全３１校に当会が開発し、気仙沼の遠洋まぐろ延縄漁船が漁獲したメカジキを使用して作った「メカジキメンチコロッケ」が学校給食に提供され、それに併せて開催した食育授業の様子です。

食育授業の内容（２時間構成）

・１時間目：レシピを考案された髙木裕美知氏（元ホテルオークラ総料理長）および、地元水産漁業関係者の講和（約４５分）

・２時間目：富士通（株）が構築した食育ＷＥＢサイト（タブレット端末を活用）での調べ学習（約４５分）

構成団体

気仙沼市　気仙沼市魚食健康都市推進協議会　（一社）大日本水産会　気仙沼商工会議所
気仙沼漁業協同組合　気仙沼冷凍水産加工業協同組合　宮城県北部鰹鮪漁業組合　（株）東北エース
（株）冷水　（株）カネダイ　富士通（株）　（株）臼福本店　（株）ＢＯＬＢＯＰ

『気仙沼の魚を学校給食に普及させる会』からのメッセージ

気仙沼市民は未曾有の大震災を経験し、エネルギーの大切さ、食の大切さ、人との絆・繋がりの大切さを改めて感じさせられました。 今日も気仙沼の漁業者は命懸けで魚を獲り、水産加工業者はお客様に喜ばれる美味しい商品を製造し復興に向け一生懸命に頑張っています。当会では、気仙沼の美味しい食材「生きた教材」を活用し学校給食に普及させるとともに食に携わる人達にもスポットを当て紹介することで、次世代を担う子供達に地元の基幹産業（水産業）に対しての理解を深めていただきながら地元の食文化を知り、郷土愛や食への感謝の気持ちを育んで欲しい、その思いで活動を行っています。

公式ウェブサイト

http://kesennumanosakana.jp/